夜尿症?5歳を過ぎてもオムツが手放せない〜夜尿治療の流れ〜

夜尿症

夜尿症の治療を始めるまで

4歳くらいから、周りのお友達が昼間も夜も完璧にオムツが外れてきましたが
我が家の長男は夜は必ずおしっこが出ていました。

「うちも夜は絶対オムツだよ!失敗されたら困るし!」
と、いうお友達は何人かいましたが
「失敗したら困る」レベルではなく
「毎日出ている」のがうちの子です。

小学生までには自然と夜も出なくなるのかな〜なんて軽く考えていたけれど、ふと気になって調べると、そろそろ治療が必要だとわかりました!

夜尿症とは?

子どものおねしょ(夜尿症)は、「5歳以上で1か月に1回以上の頻度で夜間睡眠中の尿失禁を認めるものが3か月以上つづくもの」と定義されます。

引用元・日本泌尿器科学会HP

未就学児の場合は、「まず生活習慣を見直す」と調べたら出てきましたが

見直し方が分からない…

そこで、小児科への受診ついでに先生に思い切って相談してみました。

小児科で相談

毎晩、夜尿があると相談

まず、お子さんのタイプが知りたいですね

①膀胱の発達が未熟でおしっこを溜められないタイプ
②夜に作られるおしっこの量が多いタイプ
③両方あるタイプ

早朝尿+オムツの重さを1週間記録してきて下さい

そう言われて、1週間記録することになりました

小児科の2回目の受診

タイプ的には①かな…

治療法は2つあります
①薬による治療(保険適用です)
②アラーム療法(保険適用外です)

と言われ、まずは薬を試してみることに。

生活改善+お薬

・食後1時間後、寝る1時間前に薬を服用するようにして下さい

・おしっこを凝縮して身体の中に溜めるお薬なので、薬を飲む前に摂取した水分が多いと水中毒症状を来すことがあるので注意して下さい

先生に言われた通りにするために、帰宅後のスケジュールを見直しました

17時半 保育園から帰宅
18時  夕食
19時半までに食事間食は終わらせる
(食後のデザートかお菓子は絶対食べたいタイプなので…)
19時半 お風呂
20時半 お薬
21時半 就寝

薬の効果

毎日1錠(ミニリンメルドOD錠)を服用しましたが、
朝起きて、オムツは絶対に濡れていました。薬を服用するまでは、おやすみマンじゃないと漏れるくらいおしっこの量が多かったのですが
量は減ったかな〜という感じでした。

小児科3回目の受診

前回受診から2週間あけての受診です

「あまり効果がなさそうなら、お薬を2錠に増やして見ましょう」
「あと、便秘もある様なので便秘の薬も飲みましょう」

長男は2日に1回ペースで排便はあったのですが、診断の結果便秘あり。
便秘が改善されると夜尿が改善されることもある。とのことで、

モビコールという粉末のお薬を飲むことに!汁物やリンゴジュースに溶かして飲んでくださいと言われました。

便秘改善と夜尿症治療

食事の時にもモビコールを1包、味噌汁等に入れて飲ませました。水分調整をする為に汁物も控えていたのですが、便秘になっては逆効果だし・・・と夕食時に汁物は絶対になりました。

寝る間にミニリンメルドを2錠服用。

この頃、5月になりだんだんと夜が暑くなり汗をかいて寝ることが増えました。
そのおかげなのか、1週間に4回程朝の時点でオムツが濡れていない日がでてきました!
すごい!治療の成果がでてる!このまま夜尿症改善されるんじゃないか
と、期待したのですが

停滞期

本人も飽きたのか、薬を飲むのを時々嫌がるようになりました。
飲んだり飲まなかったり・・・オムツは結局濡れていない日がなくなりました。

先生に、薬を嫌がると相談し
最初に進められていた、もう一つの治療方法
「アラーム療法」を試してみたいと伝えました

この、アラーム療法で使われるのが
「ピスコール」という機械。
ピスコールについてはまた別記事で書きます!

まとめ

夜尿症の治療は、すぐ効果が出るものではない
と分かっていても、いざ治療を始めると
いつ無くなるんだろう・・・いつになったら布パンツで寝られるんだろう
と、思ってしまいます。

生活指導をはじめとする治療介入により、自然経過に比べて治癒率を2~3倍、高めることができ、治癒までの期間が短縮するといわれています。

引用元:日本泌尿器学会HP

治療をしないよりも、した方が治るのも早い
それを信じて、子どものためにも一緒に頑張ろう!と思っています。


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